見本市とは
見本市とは
見本市(みほんいち)は、企業が自らの新しい商品や製品、提供するサービスなどをショーケースに展示したり、あるいはデモンストレーションしてみせたりするために企画、挙行される定期的な展示会のことである。
文字通り、見本を展示して売買の商談をとり行う期間限定の“市”を見本市と言います。実際に売買が行われる場ですから、原則として来場者はバイヤーなどビジネス関係者に限定されます。見本市は単発のイベントではなく、毎年同じ会場で継続して行われるのが普通です。欧米における見本市の歴史は、古く100年以上開催され続けている見本市も少なくありません。歴史のある見本市になるとそれ自体が権威であり、参加者が数千にも及ぶ巨大なスケールになります。
展示会との違い
見本市と展示会の違いは、英語表記を見ると明らかで、見本市を表す英語はTrade ShowもしくはTrade Fairで、「Trade(売買)」という文字がついています。これに対して展示会は単なるShow、Fair、もしくはExhibitionという表現になります。つまり展示会は、「Exhibit(展示する)」つまり見せることに重点を置いたイベントということになります。
とはいえ展示即売会もありますし、売買取引の場として設定される展示会も少なくないので、JETROなどでは「見本市・展示会」と並列して表記しています。
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